機能・使い方

EI2にAIセグメンテーション機能が追加されました

こんにちは、小船井です。
今回の記事では、3月から新たにEasyInspector2に追加された「AIセグメンテーション」機能をご紹介します。

私もそうでしたが、いきなり ”セグメンテーション” と聞いても「なにそれ?」という率直な疑問が浮かぶと思うので簡単に説明すると、画像を意味のある領域に分ける作業のことです。
この部分は空、ここは人、ここは建物 といった具合に画像内のピクセルを分類していくようなイメージです。

【物体検出】→「ここに人がいるよ」「ここに検査したいAがあるよ」→『どこに何があるか』
【セグメンテーション】→「このピクセルは人の一部だよ」「このピクセルはAの一部だよ」→『ピクセルがその物体に属しているかを細かく特定』

ざっくりこんなイメージです。

「AIセグメンテーション」機能では、画像内で ディープラーニングによる領域の分割・画像のピクセル1つ1つに対してのラベル付け を行います。いつもの矩形・円形といった決まった形でアノテーションするのではなく、マウスでピンポイントにクリックして適した多角形を作りアノテーションすることが可能です。(下記画像)

また、EI2を使った使用用途をあげると
ータンク内の液体水位ー

ー道路の雪の有無ー

ー接着剤の塗布切れ確認ー

この他にも
⚫ 金属加工面の面積や塗布面積
⚫ 農作物の成長度(大きさ)の測定
⚫ 写真内の病巣などの検出とその面積の測定
⚫ 排出される煙の量の監視  
 等といった用途で使用することが可能です。    

新しく追加された「AIセグメンテーション」機能、検査対象の画像を送っていただければ弊社で無料検証行っています。気になっていただいた方は是非お問い合わせくださいませ。  

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