これまでcazoeTellで薄い板状の物体が沢山積み重なっているような状態をカウントしようとするとき、下記のような問題がありました。
①アノテーションする範囲が広く、作業が大変
②カウントする上で不要な部分が多く、学習に悪影響
これらの問題を解決するために撮像時点で細長い画像を切り出して処理する「細長」モードが追加されました。

「細長」モードを使用するとカメラの画面上に縦の細長い枠が表示されるようになり、撮像するとその範囲内を切り取った細長い画像が保存されます。

処理する元の画像を細長くすることでアノテーションする際の幅も短くすることができ、作業が効率化されます。

また画像中には基本的にカウントさせたい対象物のみが写る形となるため、学習精度の向上も見込めます。
カウントイメージ(200枚以上の板をカウントした結果画像の一部を抜粋しています。)
