検査品の概要
金属の圧延を行うメーカーからの依頼で対象の欠陥はチャタマークとよばれる表面欠陥です。
サンプル画像を送付いただきました。
チャタマークとは研磨した際に、進行方向に向かって一定の間隔で現れる横筋目を云います。板研磨で多くみられ、フラットバーなど板研磨をしている業者さんでは大敵と云える存在です。
検査設定と検査結果
EasyInspectorの「傷ブツ検査」機能を使用することにより1カ所(画面全体)のチャタを0.16秒で検出することができました。「縦縞」は検出しない設定をしています。照明により光源の映り込み具合や全体の明るさに大きく変化があるため、この為、実際の検査運用の際は必ず照明の状態が一定となるように調整する必要があります。
使用したソフト
- 使用ソフト:EasyInspector