検査品の概要
金属部品の刻印、有り無しの検査のご依頼があり判定しました。
今回の金属部品の刻印については、コントラストがはっきりしない黒地に黒文字を判定する事と
金属は照明を当てるとハレーションするため、照明を駆使して印字をはっきり撮影できるかがポイントとなる検証でした。
検査設定と検査結果
EasyInspectorの「傷ブツ検査」機能を使用し検査枠を重ねて2種類の設定をします。ひとつは黒い傷を検出しもう一つは白い傷を検出するようにし傷(印字部分のエッジ)を見つけると合格になるようにします。
両方の検査を1度に0.2秒で判定することができました。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector310
- 視野範囲:1500mm×1700mm
- 検査対象の最小サイズ:15mm
- 検査個所数:1ヶ所
- カメラ解像度:130万画素
- 距離:35mm
- レンズと製品との距離:約350mm
- 照明:直線蛍光灯