あるべきものがそこにあるか、あるべきでないものが混ざってないか、正しいモノが使われているか。「QR定点監視システム」は「材料→製造→製品の全工程にわたってモノの場所を認識し、モノが正しく使われているか効率的に確認する」システムです。
QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
説明動画
QR定点監視の画像処理でできること
定位置に必要な部品や道具があることの確認
(例)デジタル屋台(部品と工具が正しいことを確認)
部品や工具があるべきところにあるかの確認
(例)薬品、工具、チップマウンタのフィーダー
工場に入荷したものの場所と数量の管理
(例)大型の材料を天井のカメラから撮影
(例)保管棚にある材料をカメラで撮影
出荷製品のタグの確認(衣服など、位置不定で複数のタグの確認)
(例)洋服についている複数のバーコードやQRコードの正誤や組合せ
納入品、仕掛品、出荷品が今どの場所にあるかを自動チェック
(例)出荷品のQRコードを自動読み取り
システム構成例
デジタル屋台
入荷・在庫・出荷管理
出荷品QR・バーコードタグの正誤確認
特徴
- 既存の社内LAN網を使うことができます(有線・無線)。
- Wi-Fiの場合、画像データ送信のための配線が不要です。
- 画像取得は静止画のためネットワークの負担が最小で済みます。
- 上位システムへのデータ伝送(データファイル・Socket通信)ができます。取得したQRデータは上位システムで処理することが可能です。
- カスタムアプリケーションに対応。様々な用途にカスタマイズできます。
基本構成
- システムPC
- ソフトウェア
- ネットワークカメラ
ソフトウェア基本機能
- ネットワークカメラの管理(画像取得など)
- 画像処理(QR、バーコード読み取り)
- カメラ毎のデータ出力(CSVファイル)
- 上位システムとのSocket通信による命令、データの送受信
オプション構成と機能
- QR発行アプリ
- 端末用アプリケーション(在庫検索など)
- 判定機能(部品や製品の組み合わせが正しいかなど)
- 警告機能(あるべき場所にあるか、不足していないかなど)
- その他カスタマイズ機能(表示画面、メールによる通知など)
画像・サンプルをお送り下さい
QRコードは応用範囲が広い一方で、定点カメラによる画像取得・読み取りにはレンズや解像度の選定が重要になります。適切なカメラ・レンズの選定により読取安定性が向上し、オーバースペックのカメラを避けたコストダウンが可能になります。
まずは画像や製品のサンプルをお送り下さい。用途に応じたカメラ・レンズを選定し、読取テストを行います(無償)。
詳細はお問い合わせページよりお気軽にご連絡下さい。