検査品の概要
金型メーカー様から製品の組付けについての検査依頼です。組付け間違いは様々な製造現場で課題となっています。今回は表面11か所、裏面3カ所の組付け部分の不良を探します。安定的な良品出荷を画像検査ソフトはサポートします。
検査設定と検査結果
EasyInspectorの「マスター画像との比較・指定色の有無検査」機能を使用することにより14カ所の部品の有無や組付け位置の不調を検出し、見た目の似通った類似品(異品)を表面0.76秒、裏面0.29秒で判定することができました。製品を治具固定して上下からカメラレンズ、照明を設置して要望にあった検査タクトの短縮を提案できました。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector300
- 視野範囲:表裏共に約330×260mm
- 検査対象の最小サイズ:3mm
- 検査個所数:14ヶ所
- カメラ解像度:表130万画素 裏130万画素WEBカメラ
- レンズ焦点距離上部:表8mm 裏なし
- レンズと製品との距離:表500mm 裏400mm