検査品の概要
電子部品メーカーにおいて、端子が正常に機能しないと製品が成り立ちません。その問題として、配線の組み合わせが間違っていたり、端子の変形などがあげられます。今回は、端子が変形しているか画像処理を使って検査すべく、弊社へお問い合わせがありました。
検査設定と検査結果
EasyInspectorの「色比較検査」の「マスター画像との比較検査」の機能を使用して、4箇所の端子部分に検査枠を設けて良品のマスター画像との違いを検出する設定にしました。合否基準値は、不良品を検査した時の最低値を基準に設定することで、合格、不合格を判定させることができました。
検査設定と検査結果
- 使用ソフト:EasyInspector310
- 検査個所数:4箇所
- カメラ解像度:130万画像
- レンズ焦点距離:50mm
- レンズと製品との距離: 約210mm
- 照明:細径リング照明