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検査品の概要

自動車メーカーにおいて、設置するパネルには多くの穴がありますが、類似品のパネルがあるため、1つでも穴の有無や位置に問題があると、製品として成り立たないことから、画像認識機能を使用することを検討しました。

検査設定と検査結果

大きい穴が2箇所、小さい穴が27箇所あるパネルを視野範囲に入れ、穴の大きい箇所はEasyInspectorの「色比較検査」の「指定色の有無検査」機能を使用して、穴の「ピンク色」を検出させる設定にしました。穴の小さい箇所は「傷ブツ検査」機能を使用して、白ブツを検出する設定にしました。穴自体は、バックライト照明を使用することにより、はっきり写し出され、穴の位置が50mmずれていても正確に検査することができました。画像右の赤い色が穴を検出した部分を表示しています。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:EasyInspector310
  • 視野範囲:記録なし
  • 検査対象の最小サイズ:約10mm
  • 検査個所数:4ヶ所
  • カメラ解像度:500万画素
  • レンズ焦点距離:2.8mm
  • レンズと製品との距離:約750mm
  • 照明:バックライト照明

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