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検査品の概要

総合加工メーカー様からサンプルが送付されました。
「DC14.4V通電時の明るさをOK」と「DC9.0Vの明るさをNG」と設定して、その差異が判定出来るかの簡易検証です。1度で複数を検査し、そのうち1LEDでも暗い場合をNGと判断したいとご依頼がありました。

検査設定と検査結果

DC14.4VとDC9.0Vで通電し、明るさの差異の検証を行いましたので結果をご報告致しました。
EasyInspectorの色比較検査機能の「指定色の有無検査」を使用することで検査は可能でした。レンズ絞りと露光時間を調整して撮像をし、差異が分かりやす環境で検査を行いました。基板全体を視野範囲にし、検査枠をそれぞれのLED(30個)に設置することで同時検査が可能で、どこのLEDがNGになっているか出力できます。今回は基板全体を視野範囲とし、1つのLEDを印加して検証しました。 画像の左がピンク色の検査枠です。右の画像は緑色が指定色を検出しているpixelで青い色が合格の検査枠が表示されています。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:EasyInspector710
  • 視野範囲:約371 x 293mm
  • 検査対象の最小サイズ:2mm
  • 検査個所数:1ヶ所
  • カメラ解像度:500万画素
  • レンズ焦点距離:25mm
  • レンズと製品との距離:約770mm
  • 照明:室内蛍光灯

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