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検査品の概要

基板の検査のお問い合わせの数は多数あり既に運用いただいているお客様もかなりの数にのぼります。
今回は最先端のワイヤリング技術で活躍されているハーネスメーカー様からです。

工員による目視検査では検査員によって「良品」「不良品」の判断基準にバラつきがあることも多く程度によって判断を迷うようなものであればあるほど検査結果がバラバラになる傾向があります。画像検査で安定的で効率の良い生産をご提案します。

検査設定と検査結果

EasyInspectorの「マスター画像との比較」機能を使用することにより不良の位置の違いを検出し、見た目の似通った類似品(異品)の赤目を検出することは可能でした。検査時間は約 3 秒でした。照明環境が安定していれば検査は比較的容易と考えております。今回使用したルールベースの従来型画像検査ソフトとAI(ディープラーニング)の画像検査ソフトはお互いに得意不得意の分野があります。どちらの検査が適しているかについては当社までお問合せください。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:EasyInspector710
  • 視野範囲:約146x 108mm
  • 検査対象の最小サイズ:0.5mm
  • 検査個所数:5ヶ所
  • カメラ解像度:1400万画素
  • レンズ焦点距離:12mm
  • レンズと製品との距離:約390mm
  • 照明:室内蛍光灯

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