検査品の概要
産業用機械メーカーさまから、ステーショナリーセットを袋に詰めた状態で入れ忘れがないか検査したいと無料評価のご依頼です。袋の中に文房具が8種類、あるかどうかを検査していきます。
今回は文房具でしたが、組み立て部品がそろっているか、説明書がそろっているかなど様々な業界で応用した運用が可能な事例です。
検査設定と検査結果
ワークの特徴部分が隠れなければ検出は可能でした。また、袋の反射の真下に来てしまうと検出できないケースがありましたので、カメラ下に置くときになるべく袋にしわが無いようにすると安定します。
袋内にあるべき8種類のワークを良好に見分けることができました。
画像は判定結果の表を検査画面に表示した様子です。右画像では「B」と名付けた「取扱説明書」が欠品していることを赤く表示しています。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:DeepSky(学習版)
- 視野範囲:400 x 300mm
- 検査対象の最小サイズ:50mm
- 検査個所数:8ヶ所(8種類内容物の有り無し)
- カメラ解像度:130万画素
- レンズ焦点距離:6mm
- レンズと製品との距離:570mm
- 照明:室内蛍光灯