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検査品の概要

産業機器メーカーからのご依頼で、金属製品の「玉シワ」「テーパー部圧痕」「テーパー打痕」を検出できるか検証します。玉に反射する部分を縞模様にすることで、玉シワ部分に段差ができるため見つけやすくなります。

検査設定と検査結果

「玉シワ」を 10 枚、「テーパー部圧痕」を 5 枚、「テーパー打痕」を 5 枚、「良品」を 5 枚学習させた画像 25 枚を検査しました。 25 枚の内、22 枚は正常に良品、または不良部分を認識しました。 「テーパー部圧痕打痕」の3枚は不良部分を認識できませんでしたが、実際の運用時には 1 周回転する間に数回(3 回程度)撮影することを想定しますと、検証で認識できなかった不良部分は必ずしも認識できないというわけではありません。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:DeepSky(学習版)
  • 視野範囲:約163 x 130mm
  • 検査対象の最小サイズ:5mm
  • 検査個所数:1ヶ所(画面全体から玉シワ テーパー部圧痕 テーパー打痕を見つける)
  • カメラ解像度:130万画素
  • レンズ焦点距離:6mm
  • レンズと製品との距離:150mm
  • 照明:直線蛍光灯
  • 照明と検査品の距離:縦に100mm程度離して照射

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