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検査品の概要

電子部品の導通検査を行う業界では、小さく細かい部品を扱いますが、その中でもワイヤーの計測を目視で行うと、計測ミスが出やすいです。計測手段として、幅1.6mmのスリットが5本入った樹脂プレートを使用し、直径約0.05mm×長さ約4mmの金属ワイヤーの本数を計測していました。この作業を1秒未満で計測できるソフトを弊社からご紹介させて頂きました。

検査設定と検査結果

※検査結果画像を拡大したワイヤー計数(OK:NG)
※赤矢印がワイヤー
※右画像は右隅に1本多く検出されたためNG

EasyInspectorの「輝度変化検査」機能を使用することにより、プレートの隙間から見える複数個(5本)のワイヤーを検出します。バックライト照明を使用して、明るい背景から暗い縦線を検出する設定にします。これらの設定により、小さく細い対象物でも検出可能になります。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:EasyInspector310
  • 視野範囲:70mm x 95mm
  • 検査対象の最小サイズ:直径約0.05mm×長さ約4mm
  • 検査個所数:5ヶ所
  • カメラ解像度:500万画素
  • レンズ焦点距離:25mm
  • レンズと製品との距離:約410mm
  • 照明:バックライト照明

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