検査品の概要
端子長さやケーブル色の検査は当社へ多数お問い合わせいただく事例の一つです。
基本的な流れとしてまずは簡易検証のために、サンプル品を送っていただくようにお客様に依頼します。
検査設定と検査結果
検査枠は、各配線(8 色)と、各端子(7か所)に設置しました。
リード線も端子もEasyInspectorの「指定色の有無」検査を使用しました。 リード線→各色(8 色)を画面内から指定、端子→端子部分の黄色を画面内から指定 それぞれ、指定した色が下限値より多く含まれていれば合格(OK)となり、 リード線→指定色が下限量以上無ければ線の位置が違う(NG) 端子→指定色の量が足りなければ挿入不足(NG) と判断されます。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector
- 視野範囲:記録なし
- 検査対象の最小サイズ:5mm
- 検査個所数:1ヶ所
- カメラ解像度:1500万画素カメラを、130 万画素程度で映るように設定して使用
- レンズ焦点距離:8mm
- レンズと製品との距離:約430mm
- 照明:リング型照明
- 照明と検査品の距離:約 90mm
- 鏡に天井や他の景色が映りこむのを少しでも防ぐため、 カメラ上部に黒い板を屋根代わりに置きました