検査品の概要
自動車部品など精密なプラスチック異形押出成形品の製品管理に、弊社の検査ソフトをご検討されている住宅建材メーカーがあり、お問合せをいただきました。
検査設定と検査結果
EasyInspectorの「寸法角度検査」機能を使用することにより22カ所を0.53秒で計測することができました。 500 万画素カメラの場合(横方向の視野範囲約 80mm): 横方向が 2592pixel のため 1pixel のサイズは「80÷2592=0.0308…mm」となります。 約 0.0308mm 刻みのざっくりとした検査になってしましますが、上記の様に判定は可能でした。 2000 万画素カメラの場合(横方向の視野範囲約 80mm): 横方向が 5496pixel のため 1pixel のサイズは「80÷5496=0.0145…mm」となります。 約 0.0145mm 刻みの 500 万画素に比べると倍の精度で検出できますが、2000 万画素でも ざっくりとした検査になってしまいます。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector710
- 視野範囲:約70x 53mm
- 検査対象の最小サイズ:0.2mm
- 検査個所数:22ヶ所
- カメラ解像度:500万画素
- レンズ焦点距離:12mm
- レンズと製品との距離:160mm
- 照明:バックライト照明
- 照明と検査品の距離:検査品の直下