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検査品の概要

マイクロスコープを使用して撮像した画像で簡易検証のご依頼です。
チューブ 24G(外径 0.70mm)を解像度 4000×3000pxで撮影した画像をいただきチューブ断面の径寸法を計測します。

検査設定と検査結果

EasyInspectorの「寸法角度検査」機能を使用することにより1カ所のチューブの断面の径の寸法を計測することができました。 マイクロスコープを使用して撮像した画像で測定を行ったところ、直径(赤矢印)は 2369px でした。この製品の実寸法が分からないので正寸法を代用すると、0.7mm=2369px となり 1px≒0.0003mm となり、これが分解能となります。 一般的に分解能の 10 倍が測定誤差となりますのでその値は 0.003mm となります。この 条件であれば検査は可能と言えますが、外径を計測するには検査品全体を視野に収める必 要があります。検査品の外径が大きくなれば 1px 当たりの実際の寸法値も大きくなり、測定誤差も大きくなります。

使用したソフト

  • 使用ソフト:EasyInspector

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