検査品の概要
電子計測器などを製造されているメーカーでも製品に張り付けるラベル表示の「全体のズレ」「印字間違い(数字部分)」「枠線の途切れ」などの不良が出現しお困りでした。
そこで、サンプルを送付いただき簡易検証することになりました。
検査設定と検査結果
お預かりしておりましたサンプル品の検証結果をご報告しました。
ラベルに対する「全体のズレ」「印字間違い(数字部分)」「枠線の途切れ」を検出して不合格の判定とすることは可能でした。3 種類の検査項目を一度に検査可能です。 今回は NG がある部分のみに検査枠に設定しています。 実際はどこに NG がでるか分からないため「印字違い」と「枠線途切れ」は検査すべき 部分全てに設置する必要があります。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector710
- 視野範囲:約319x 267mm
- 検査対象の最小サイズ:2mm
- 検査個所数:8ヶ所
- カメラ解像度500万画素
- レンズ焦点距離:8mm
- レンズと製品との距離:約310mm
- 照明:直線蛍光灯2本
- 照明と検査品の距離:ワークの約100mmななめ上部