検査品の概要
エアーポンプのメーカー様からのお問合せです。今回は塗装のはがし忘れの可否を検査します。
検査設定と検査結果
お送り頂きましたサンプル品にて検証を実施致しました。塗装がある部分と剥がした部分を識別可能でしたので、剥がし忘れは検査可能と思います。側面を同時に検査し、印やラベルの有無を確認することは可能と考えております。ただし、どちらの場合も複数面の検査となり、位置ズレが検査に影響してしまうため、治具等でワークの位置を固定する必要があると考えています。(検査が1面だけであれば恐らくズレ補正機能が使用できます。)左画像は撮像環境です。右の画像は設定内容です。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector710
- 視野範囲:約120x 90mm
- 検査対象の最小サイズ:5mm
- 検査個所数:5ヶ所
- カメラ解像度:30万画素
- レンズ焦点距離:12mm
- レンズと製品との距離:約480mm
- 照明:室内蛍光灯