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検査品の概要

クリーンルーム関連商品を扱うメーカーからの依頼でゴム製品のカウントと表面の繊維付着を判定した簡易検査を行いました。

近年、働き方改革の実現のために業務効率化に注目が集まっています。業務の中でも長期間の経験による慣れが必要な作業は熟練者の技能を伝えることは作業効率化の向上に有効ですが言葉で伝えることが簡易的ではありません。
そこで画像検査システムがお役に立ちます。

検査設定と検査結果

お預かりさせて頂きましたサンプル品にて検証をさせて頂きました。ただ、製品表面のキズは画面に映す事ができなかった為、検出がされませんでした。カメラを検出部が映るように解像度を変更しています。
検査枠を 2 枠設定しました 1 枠目にて製品数をカウントする様に設定しました。 検査設定は「輝度変化検出」機能の「カウント」にて設定し0.49秒で判定できました。
2 枠目を異物の検出等がされるように設定をしました。 検査設定は「傷ブツ検査」機能にて設定をしました。実際の検査運用時には製品を回転させて全周が検査されるような方法を想定しています。
繊維ブツ付着検出のためには別の検査ソフトでご検討いただくようにご案内しています。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:EasyInspector710
  • 視野範囲:約142 x 108mm
  • 検査対象の最小サイズ:1mm
  • 検査個所数:2ヶ所
  • カメラ解像度:約230万画素(最大 1400 万画素まで可)
  • レンズ焦点距離:12mm
  • レンズと製品との距離:約250mm
  • 照明:直線蛍光灯
  • 照明と検査品の距離:約250mm斜め上部

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