検査品の概要
部品の計数はよくあるお問合せの一つです今回はプラスチック部品メーカーさまです。人手不足による検査自動化の要求が年々増加していることを感じます。
検査設定と検査結果
DeepSky という、いわゆる AI(Deep Learning)を使用したソフトで検査しました。 検出させたい箇所を学習させることでソフト自身が設定パラメータを調整し、認識するよう になります。 お預かりしたサンプル品を検証致しましたところ、員数、計数は可能でした。しかしトレイ の指定のなかったサンプルについては密着したり重なった場合には、検査品に工夫をすると検証が可能になりました。 検査タクトに関しては以前、提出させていただいた、EasyInpector の方が短いです。しかし トレイに入れない計数は判定が難しいため、今回は DeepSky で検証することと致しまし た。DeepSky での検査タクトは PC スペックなどによりますが1画像(1 検査)0.3 秒程度 です。
DeepSkyではコンベア上のカウント対応の上位ソフトをご利用いただくことが出来ます。
様々なタイプの計数ができる仕様になっています。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector710
- 視野範囲:400 x 300mm
- 検査対象の最小サイズ:2mm
- 検査個所数:24ヶ所
- カメラ解像度:130万画素
- レンズ焦点距離:6mm
- レンズと製品との距離:300mm
- 照明:室内蛍光灯