検査品の概要
金属部品プレス加工品のφ2.0~6.5mmの穴形状について、変形や、異物付着による内径小。などの長穴・丸穴の異形状の検出を行いたい、対象品はL70~200mmです。といった初めてのお問合せのお客様からの連絡です。
詳しく伺うと穴のバリの検出が目的でした。簡易検証のためのサンプルをお送りいただきました。
検査設定と検査結果
バリが発生する面(マーカーによる記入がある面)をカメラに向けて撮像しました。 検査面とカメラのセンサーが平行になるように設置することが望ましいです。 ソフトにズレを補正する機能がございますが、L 字の治具等でワークを固定することでより 精度の良い検査ができると考えております。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:EasyInspector710
- 視野範囲:約172x 126mm
- 検査対象の最小サイズ:0.5mm
- 検査個所数:9ヶ所
- カメラ解像度:1200万画素
- レンズ焦点距離:25mm
- レンズと製品との距離:約330mm
- 照明:バックライト照明
- 照明と検査品の距離:ワークの下から照射