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検査品の概要

産業設備のメーカー様からのご依頼でイチゴの収穫時期の判別を簡易評価します。サンプル画像 58 枚を使用し、検査しました。 (OK と判別されているイチゴ 34 枚・NG と判別されているイチゴ 24 枚)

2021年のバーションアップにより教師画像の水増し機能を搭載することができました。
今後も様々な便利機能を追加し使いやすい現場目線の検査ソフトを開発していきます。

検査設定と検査結果

結果、「収穫可能なイチゴ」は全て正しく検出可能でした。

 正判定誤判定
教師画像100%(20/20枚)0%(0/20枚)
未学習画像94%(32/38枚)6%(2/38枚)
合計96%(56/58枚)4%(2/58枚)

しかし、NGとされているイチゴの中でも、人の目で見たときにもOKに近いようなイチゴが2つ、収穫可能と誤判定されてしまいました。

①まだピンクっぽい色のため収穫 NG…NG1(ピンク)
②まだ白かったり緑色のため収穫 NG…NG2(白 or 緑)
③収穫しても良いイチゴ…収穫OK  

三種類のラベルを作成し、学習をさせることでソフト自身が設定パラメータを調整 し認識するようになります。画像はアノテーションです。※アノテーションとは、検出させたい部分を矩形で囲む作業です。 アノテーションした画像が「教師画像」となり、ソフトに学習をさせます。 今回はアノテーション作業を 10 枚分行いました。

使用したソフト

  • 使用ソフト:DeepSky

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