検査品の概要
感知機器メーカーさまからお問合せがあり、バリの検出依頼です。ワークの輪郭がはっきりと写った画像さえ撮ることができれば検出自体はできると思われ、どうやってその環境を整えるかがポイントになってきます。
バリについても様々な業界でご相談があります、弊社検査ソフトを使用してより安定的な製品出荷にお役立ていただいているお客様は多数いらっしゃいます。
検査設定と検査結果
画像にありますように精度高くバリを検出しています。
今回検証で使用した教師画像は120枚でした。
これは良品/不良品を10枚撮像し、それぞれの画像を30°ずつ回転させて×12したものです。
シンプルな運用方法としてはパーツフィーダーからバックライトコンベアにガイド沿いに流して、センサーで1個ずつ引っ掛けながら検査する内容をご報告しました。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:DeepSky学習版
- 視野範囲:約45 x 36mm
- 検査対象の最小サイズ:3mm
- 検査個所数:1ヶ所(ワーク全体からバリを見つける)
- カメラ解像度:130万画素
- レンズ焦点距離:25mm
- レンズと製品との距離:約190mm
- 照明:バックライト