検査品の概要
ダイカストなどの金属製品は光を反射する場合が多く今まで検査が難しいとされていた事もありました。
弊社で2020年リリースした弊社検査ソフトDeepSkyではこういったダイカスト製品など反射することの多い金属製品でも簡単な設定で運用いただけるようになっています。
検査設定と検査結果
DeepSkyの検査機能を使用することにより打痕・圧痕・切子詰まりを0.35秒で判定できました。左の画像は良品にあるべき穴です、右の画像では良品の「穴」と同じ色(白色)で撮影されていますがきちんと不良認識できています。 枠上部の数字はAIの自信度数(認識点数)です。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:DeepSky 学習版
- 視野範囲:約56 x 42mm
- 検査対象の最小サイズ:20mm
- 検査個所数:全体1ヶ所
- カメラ解像度:130万画素
- レンズ焦点距離:12mm
- レンズと製品との距離:約150mm
- 照明:懐中電灯 (切子詰まり:加工穴にスポットライトで照射)