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検査品の概要

通信ケーブルなどの電子部品は細部まで確実な製品製造を求められます。 今回は同軸線製造時の絶縁体剥離の取り残しが発生しており、改善したいとお考えの案件です。

検査設定と検査結果

EasyInspectorの「寸法角度検査」機能を使用することにより絶縁部の幅を測ります。測定結果が上限/下限範囲の場合「合格」となるよう設定します。(測定値、上限/下限値の単位はそれぞれピクセルになっています) 絶縁部の上下のフチを検出しています。(赤色破線内 緑色線)

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:EasyInspector200
  • 視野範囲:2.7mm x 1.5mm
  • 検査対象の最小サイズ:0.05mm
  • 検査個所数:1ヶ所
  • カメラ解像度:300万画素(アートレイ製)
  • レンズ焦点距離:50mm+接写リング40mm
  • レンズと製品との距離:50mm
  • 照明:バックライト照明

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