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検査品の概要

ラベルやPOP制作の会社からお問い合わせがあり印字のカケを検証します。
先ず、ご来社いただいて弊社の検査ソフトの説明をさせていただいて簡易検証の流れになりました。
弊社では直接のご来社ではなくてもWEB会議なども対応しております。

検査設定と検査結果

ワークの台紙が浮いてしまい、検査に影響してしまうのを抑えるために、透明のガラス板で上から押 さえつけて撮影をしました。 浮きがあるまま撮影をすると、多くの部分でマスターとの差異を検出してしまいました。
印字の中の「コンマ」を黒くカバーして消失させ、出現させたときにEasyInspectorの「マスターとの比較」機能を利用して検証しました。
結果、コンマの検出ができました。 検出したときの値が 10 ピクセル未満と非常に小さな値ですので、その欠けを検出させたい 場合は、欠け以外にもなるべくサンプル品を置くときの位置や(なるべくズレないように)、 照明の変化の影響によるマスターとの差異を検出しないように注意する必要がありました。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:EasyInspector
  • 視野範囲:約165x 124mm
  • 検査対象の最小サイズ:1mm
  • 検査個所数:1ヶ所
  • カメラ解像度:500万画素
  • レンズ焦点距離:8mm
  • レンズと製品との距離:約240mm
  • 照明:直線蛍光灯2本
  • 照明と検査品の距離:100mm左右上部より照射

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