検査品の概要
産業用機器向け各種電子回路基板などの設計・製造を手掛けるメーカー様から、プリント基板の精密な検査を自動化したいとのご相談をいただきました。
検査設定と検査結果
お預かりしたサンプル品のレジストのずれ、パット欠けの検査は可能でした。EasyInspector「マスター画像との比較検査」を使用しました。 検査枠はピンク、緑の部分です(左画像)。 実際の検査では検査対象のパットを枠で囲む必要があります。右の画像では下の検査枠不良品を検査したため、不合格の判定の部分が赤い検査枠で表示されています。検査枠を5つ設定しタクトは3.49秒です。
使用したソフト
- 使用ソフト:EasyInspector710
- 視野範囲:約131x 113mm
- 検査対象の最小サイズ:2mm
- 検査個所数:2ヶ所
- カメラ解像度:2000万画素
- レンズ焦点距離:16mm
- レンズと製品との距離:約160mm
- 照明:リング照明にドームを乗せ、ドーム照明を想定して検証しました。 (パットを均等に反射させるため)