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検査品の概要

二輪や自動車部品などの金属製品の打痕やキズの簡易検証を行いました、見た目がほぼ同じため類似の不良品を出荷するという事故が発生してお困りでした。

検査工程では安定した検査精度の追及とコストダウンなどを目的に自動化がすすめられています。
工員の高齢化などによる人材不足が顕著になる中「日本のものづくり」を守るために画像検査で業務効率アップをご検討ください。

検査設定と検査結果

お預かり中のサンプル品を用いて検証を行ったところ、打痕やキズを検出することは可能でした。ただ良品にある小さな打痕やキズ、または画像上でそのように写ってしまう表面状態のものは異常として検出されました。
サイズが極端に小さい物などは検出対象を「打痕大」、「打痕小」などに分けて、「打痕大」が見つかった時のみNGとするなど対応方法はあると思います。

使用したソフトと機器

  • 使用ソフト:DeepSky
  • 視野範囲:約119 x 96mm
  • 検査対象の最小サイズ:2mm
  • 検査個所数:1ヶ所 画面全体から不良を見つける
  • カメラ解像度:130万画素
  • レンズ焦点距離:12mm
  • レンズと製品との距離:約245mm
  • 照明:室内蛍光灯

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