検査品の概要
以前よりお取引のある塩化ビニルモノマーからポリマー、特殊塩ビ樹脂などを幅広く生産されているメーカー様よりお問合せでグループ会社から成形品形状の判別(左右対称形状品)が出来ないかとの申し入れがあり弊社に連絡をいただきました。
検査設定と検査結果
左 7 枚、右 7 枚の合計 14 枚の画像を学習データとして使用しました。検出したい物(今回はワーク全体)を枠で囲み、それぞれ「LH」、「RH」とラベルをつけました(左図)この作業を 14 枚の学習データ全てに実施しました。右の画像ではLH を LH と、RH を RH と正しく認識できています。左右を入れ替えても認識は問題ないです。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:DeepSky
- 視野範囲:約482 x 383mm
- 検査対象の最小サイズ:150mm
- 検査個所数:1ヶ所(画面全体に左右のワークがそろっているか)
- カメラ解像度:130万画素
- レンズ焦点距離:8mm
- レンズと製品との距離:約575mm
- 照明:室内蛍光灯