検査品の概要
自動車部品などの樹脂成型部品はキズなどの変色があっても見た目がほぼ同じため類似の不良品を出荷するという事故が発生していました。様々な業界で、より高品質を求められる時代、目視検査では検出が難しい不良も自動化で安定した出荷をお勧めします。
検査設定と検査結果
照明を適切な角度より当てる事により変色部を検出し判定させる事ができました。今回は NG サンプル品 4 個、角度を変えて撮像し計 12 枚のアノテーション画像にて 設定しました。 環境で検出が可能なのは上記画像の曲面部のみとなります。 その他の面の検査を行う際は照明の当て方やカメラ位置を変更して撮像をする必要があります。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:DeepSky学習版
- 視野範囲:約447 x 355mm
- 検査対象の最小サイズ:2mm
- 検査個所数:1ヶ所画面全体
- カメラ解像度:130万画素
- レンズ焦点距離:6mm
- レンズと製品との距離:約400mm
- 照明:直線蛍光灯
- 照明と検査品の距離:約200mm上部