検査品の概要
今までEasyInspectorを使用した基板の検査事例をいくつも投稿してきましたが、基板全体のどこかに半田ボールを見つければ「NG」といった検査にはDeepSkyがお勧めです。
DeepSkyは画面全体のどこかに1つでも発見したら不良判定といった検査が得意です。
検査設定と検査結果
「DeepSky」の検査機能を使用することにより全体から半田ボールを見つけることができ、1画面の検査を0.39秒で判定できました。画面全体にワークを映し、NGの半田ボールを見つけたい不良として「枠を囲う作業」をアノテーションといいます。アノテーションがうまくいくと良好に判定するパラメーターを設定できます。
今までの検査ソフトより「簡単に設定」ができることを「体感」いただけるように、AIを使用したソフトDeepSkyを弊社ホームページにてWEB上でお試しできます。
使用したソフトと機器
- 使用ソフト:DeepSky
- 視野範囲:40x 30mm
- 検査対象の最小サイズ:1mm
- 検査個所数:1ヶ所 全体
- カメラ解像度:130万画素
- レンズ焦点距離:25mm
- レンズと製品との距離:約200mm