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AIとIoTでスマート農業


こんにちは、南野です。

昨日鈴木君からAIのアノテーションについての記事が挙がったのでその流れで。。弊社はAIに取り組んでいますが、最近では工業製品だけではなく農作物などのご相談も増えてきました。そこで今回はAIを農業に使ったら何ができる?という話題で書こうとおもいます。

AIが農業でお役に立てることは大きく分けて2つあります。一つは「作業の自動化」、もう一つは「動物や鳥の監視」です。

作業の自動化

収穫した農作物の多くは選別されて等級分けされます。選別作業のうち、外観(キズや形など)の検査はAIが得意とするところです。

トマトの傷

ジャガイモの等級

これらの判定をコンベア上で行い、傷の有無や等級によって自動仕分けをすることで選別作業の労力を低減することができます。

計器確認の自動化

ビニールハウスでは屋内の温度や湿度のコントロールが重要になります。ネットワークカメラを使うことにより離れた場所のメーター類を手元で見ることができるほか、画像処理によってメーターを読み取り、温度に異常があるときなどにメールによる通知を行うことができます。

離れたビニールハウスの温度を心配する必要がなくなり、実際に温度上昇に気が付かず栽培品にダメージを与えてしまったりする前に対策を取ることが可能になります。

動物や鳥の監視

作物が食害の被害を受けることもあります。ネットワークカメラとAIを組み合わせることで敷地内に侵入したイノシシやシカを検知して通知することができます。

これにより食害を最小限に抑えることができます。

生育状況

その他、生育状況のモニタリングもできます。例えば病変をAIが検知することで他株への感染を未然に防止したり、収穫可能な果実を検知して未収穫が無いようにしたりすることができます。
これらのことがAIを搭載したEasyMonitoring2 でできるようになりました。作業者の負担を軽減する「スマ農」はこれから普及していくと思います。詳しく知りたい方はぜひこちらよりお問い合わせください

2023.02.16