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コンベア上を移動する製品を検査しつつ数を数える (DeepSky)


こんにちは。南野です。今年もコロナコロナで本当に窮屈な年でしたが、ここに来てやっと収まってきました。浜松ではこのところ一人、二人の陽性者に留まっています。私も大嫌いな注射を二回打ちました。このまま何とか収束してほしいものです。

さて、過去のブログをふり返ってみたところDeepSkyの拡張性についての記事が少なかったので、DeepSky+外部ソフトで作った「コンベア上を移動する製品を検査しつつ数を数える」仕組みを紹介します。DeepSkyは検出した物体の座標を TCP/IP通信で上位システムに知らせる機能を持っているため、上位システムで物体の座標を追跡することにより様々な応用が可能になります。ここではコンベア上を流れる物体を検査しつつ、物体がカメラの中央を横切った時にカウントするソフトを紹介します。

下の図はコンベア、カメラ、ソフトの構成を示しています。カメラの画像をDeepSkyで処理して物体の種類と座標を検出し、その結果を上位のカウントソフトに渡しています。カウントソフトは物体を追跡し、画像の中央を横切った時にカウントアップしています。

ベルトコンベアを移動する製品のイメージです。上部のカメラで撮影し、NG品をチェックしつつ製品をカウントします。PLCなどと連動して規定数に近づいたときに速度を落としたり、ブザー鳴動させたりすることもできます。
カウントソフトでは物体の座標を追跡して物体をカウントします。このようにDeepSkyは上位のソフトと連携できるため様々な使い方をすることができます。カウントソフトのようなカスタムソフトは弊社でも製作可能です。


弊社には物体認識と組み合わせた様々な用途のご要望があります。DeepSkyの高い拡張性により、お客様のニーズにピッタリと合ったシステムの構築が可能です。無料評価サービスや貸出機がございます。ぜひお試しください。

(2021.10.22)