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AI機能が追加された自動監視システム(EasyMonitoring2)


こんにちは、スカイロジックの鈴木です。
涼しい風と長雨の季節になりましたが、皆様のご健康を心よりお祈りいたします。
さて、本日はAI機能(ディープラーニング)が追加されたEasyMonitoring2についてのご案内です。
2018年にリリースされたEasyMonitoringですが、画像処理ソフト「EasyInspector」のリニューアルに伴い、
新たにEasyMonitoring2として昨年秋にリリースしました。

約1年間、お客様にご案内をさせていただいている中で「いいね!」と言っていただけた機能や、新たにできるようになったことを紹介します。
AI機能が追加されたことで・・・
今まで監視が難しかった環境の変化が大きい場所でも対象物を検知できるようになりました。
・屋外でも安定した精度で検知
・明るさの変化(事前に様々な時間帯、パターンの画像で学習させます)
・対象物が出現する位置がバラバラ、毎回異なる

それぞれの対象物を識別して検出できるので「ドコで何を」検知したか判断できるようになりました。
・特定のエリアで検知したらOK、またはNG

ヒトの目に近い感覚で対象物を検知します。
・個体差がある対象物を相対的に学習(動物、虫、農産物、異物など)
・ムラや荒れなどの色(RGB)だけで判断できない箇所を検知
AI機能を使った監視例

立入禁止エリアへの侵入

立入禁止エリアに侵入していないかといったヒトの監視や、ヘルメットやマスクを装着しているかといった監視ができます。

異物・虫の混入

搬送中の監視対象物や、設備そのものに異物や虫などがカメラに映り込んだら発報することができます。

資材・部品のカウント

資材や部品が指定した閾値よりも少なくなったら発報することができます。

廃液等の色や泡の監視

屋内外の廃液の状態を監視できます。
色、泡、濃淡などの情報から正常、異常を判定させることができます。

鳥獣の侵入検知

屋外で鳥獣被害の防止に役立ちます。
防犯という用途でもAI機能を活用できます。

縦回転メーターの読取

今まで難しかった縦回転式のメーターの読取ができるようになりました。
また、刻印などの背景と文字部分の色差が少ない対象物も読取できます。
今までヒトが監視するしかなかったようなものでも、AI機能が追加されたことで自動監視ができるようになるケースが多くあります。
また、画像監視ですので記録も残すことができ、ロス・ミスの削減になります。
画像をお送りいただければ、弊社で検証可能ですのでお気軽にお問合せくださいませ。
2023.10.24